上位足の使い方
勝率の高い押し目や戻りでの
エントリーについて。
大切なことは
・上位足が強いトレンド状態のときに
・下位足の押し目や戻りでエントリー
・波形が2,3回目のとき
でした。
このとき上位足がどうなっているのか
お伝えします。
上位足の状態を確認することで
勝率を高めることができるからです。
1.エントリーの基本
重要なのは
・上位足がトレンド状態であること
です。
もっと言えば
『上位足のMAで反発した後に
下位足でエントリー』
すると損小利大のトレードができます。
ここでは1分足のスキャルピングの
エントリーについて話します。
他の時間足であっても考え方は同じです。
基本は
・5分足が強いトレンド状態のとき
・1分足の押し目や戻りでエントリー
です。
2.上位足のMA反発
どんなトレンドであっても、
利益確定の調整が入ります。
必ず波形をえがきます。
重要なことは、上位足でいったん下落し、
反発上昇するタイミングでエントリーすることです。
例えば上昇トレンドであれば。
波をえがく中で
・超強いトレンドなら5EMAで反発
・強いトレンドなら10EMAで反発
・トレンドが弱まったときは20SMA
(ボリンジャーバンドのミドルバンド)で反発
というように。
上がったり、下がったりを
繰り返しています。
価格が移動平均線まで戻るタイミングは
たくさんあります。
移動平均線から乖離したら
いつかは移動平均線に戻ってきます。
あせらず、戻りを待ってエントリーすることが
重要です。
3.押し目買いや戻り売りが大事な理由
買いであれば、上がったところではなく、
下がったところで買うことが大切です。
トレンドが出ているからと
飛び乗ってしまえば、
天井でエントリーしてしまうこともあります。
押し目買いや戻り売りをするのは
・より有利な価格でエントリー
するためであり
・利益を最大化
・損切りを最小化
するためです。
飛び乗りではなく、
「押し目買い」や「戻り売り」を心がけます。
「待つトレード」が基本です。
4.どこに向かっているのかを意識する
上位足のトレンドを確認して、
下位足でエントリーするとき。
上位足の価格が、今、どこに向かっているのかを
意識すると勝率が高まります。
例えば上昇トレンドであれば。
上昇トレンド中でも、ローソク足は
上昇しているときと、下降しているときがあります。
具体的には
・ボリンジャーバンド+2σの方向に向かって
上昇している状態か
それとも
・10EMAに向かって下落している状態か
上昇と下降の状態があります。
重要なのは
『上位足で10EMA(トレンドが強いときは5EMA)で反発して、
ボリンジャーバンド+2σの方向に向かっているときに
下位足でエントリーすること』
です。
5分足の10EMAで反発せずに
抜けていくこともありますので。
反発したのを確認してからで
エントリーは大丈夫です。
5.トレンドが継続することが前提
上位足のトレンドを確認すると。
「次の瞬間、トレンドが終わるのではないか」
と心配になるかもしれません。
すると高いレートでエントリーしてしまい。
逆行で負けるということがあります。
大事なことは
『資金の流れが起こっているときは、
トレンドは継続する』
ということです。
1通貨ペアだけでなく、全通貨をまきこんだトレンドは
何時間も継続します。
高い勝率を望むのであれば、
通貨強弱で資金の流れが起こっているときに
エントリーした方がいいですね。
5.通貨強弱が弱いときは?
十分な通貨強弱が認めれないときも、
チャンスはあります。
そういうときこそ、しっかりと
戻りを待つことが大事です。
損切りが最小で済むからです。
例えば通貨強弱が強いときは、
戻りも小さいので、
1分足の10EMA反発でエントリー。
通貨強弱が弱いときは、下落する可能性があるので、
しっかりと5分足の10EMA(1分足の50EMA)までの
戻りを待ってからエントリーするなど。
上位足や通貨強弱を確認して。
トレンドの強さによって、
エントリーするタイミングをはかるとよいです。
6.1分足の状態
5分足で移動平均線までの戻りを待ち、
10EMAで再度上昇したとき。
次のようなときです。
1分足は次のようになっています。
紫の移動平均線が50EMAです。
5分足の10EMAに相当するものです。
5分足を直接見て確認することが大事ですが、
慣れてきたら1分足だけ見ても
5分足の状態をイメージできるようになります。
本当に慣れてきたら、上位足は
そこまで意識しなくても
トレードできるようになります。
強い通貨強弱があれば、
強いトレンドが継続するとわかるからです。
強いトレンドが継続すれば、
1分足で10EMAまで戻したときに
いつでもエントリーできます。
慣れるとわざわざ5分足を何度も見なくても
1分足だけで押し目や戻りを
とらえられるようになります。
1分足で押し目や戻りを作っているときは
5分足のローソク足はどうなっているのか。
関係がわかるようになれば。
トレンドや通貨強弱の確認は
インジケーターに任せ。
1分足だけを見てエントリーすればよいです。
まとめ
エントリーするときは
・上位足で10EMAなどに価格を戻し、
MA反発したのを確認して1分足でエントリーする
・5分足の10EMAは1分足の50EMAに相当する
・慣れたらトレンドや通貨強弱の確認は
インジケーターに任せ、
1分足のみでエントリーすればよい
まずはエントリーするときに、上位足の価格が
移動平均線で反発して、ボリンジャーバンドの±2σの方向へ
向かっていることを確認するようにするとよいです。
次回はトレンドロジックの「まとめ」です