予想すると負け、計測すると勝つ
さて問題です。
ディズニーランドのような
大人気のテーマパークが近くにできました。
オープンと同時に、
何百台も車が目的地に向かっています。
テーマパークに向かう道は
どうなるでしょう？
答えは…
「大渋滞する」です。
みんながいっせいに１か所に向かうので。
目的地に向かう道は渋滞しますよね。
おかげでテーマパークはすごい人です！
いっせいに人が集まったからです。
１．渋滞センサー
休日だと街中の電光掲示板が
真っ赤になることがあります。
車が渋滞するからです。
例えばゴールデンウィークのときも。
高速道路が渋滞することが
ありますよね。
電光掲示板はどうやって
渋滞を調べているのでしょう？
答えは道ごとにセンサーがあって。
車のスピードを計測しています。
車の流れが速くなれば。
道はスムーズに流れていますし。
車の流れが遅くなれば。
渋滞が起きているとわかります。
渋滞予測は天気予報よりも
正確かもしれないですね。
車を１台１台計測しているので。
どのくらい渋滞しているかが
はっきりとわかるからです。
２．資金の流れセンサー
もし大人気のテーマパークへ向かう道に
センサーがあったら。
車が順調に流れているかを調べることで。
渋滞しているかどうかを
知ることができます。
もし同じように。
相場にもセンサーをつけたら
どうでしょうか？
テーマパークは「米ドル」です。
走っている車は「資金」です。
テーマパークのように、
米ドルが大人気になったとき。
１か所に向けて、お金が走り出します。
センサーで車を計測するように。
「お金の流れ」を計測したら。
お金がどのくらい集まっているか
調べることができます。
もしたくさんお金が流れていたら。
大人気のテーマパークに人が
たくさん集まったように。
米ドルにお金がいっぱい集まります。
すると…
ドル円は上昇するのです。
まぁあんまり大人気になると…
渋滞して
駐車場がパンクして。
「これはダメだ」と引き返すので、
いったん下落してしまうんですけどね。
いわゆる買われすぎて
調整が入るというやつです。
３．予想すると負ける
相場を予想するとだいたい負けます。
例えば雇用統計で良い結果が
期待されているからと。
「今、買っておけば１番儲かる」
と思って買っても。
予想を外してドル円が暴落して、
大負けすることがあります。
なぜ負けたのか？
「予想したから」です。
予想はギャンブルと同じ。
天気予報は晴れと言っていても、
雨が降ることもあるのです。
予想がはずれると
大事なお金を失ってしまいます。
４．予想せずに計測する
例えば渋滞予測は非常に正確です。
なぜか？
車を１台１台計測しているからです。
細かく計測しているから、
精度の高い予測ができるわけです。
同じように「資金の流れ」を計測したら。
より高い確率で相場の動きがわかります。
予想ではなく「計測」するからです。
センサーを通貨につけることで、
精度の高い予想ができます。
５．トレンドセンサー
相場は予想しても
あたらないことが多いです。
でも、計測することで…
予想の精度を高めることができます。
「トレンドとは、車（資金）が１か所に集まること」です。
米ドルが大人気になれば、
１か所にお金が集まります。
スムーズにお金が流れれば
ドル円は大きく上昇します。
逆に渋滞が起こり流れがとどこおれば。
ドル円はレンジになります。
相場の渋滞状況を計測することで、
ドル円の動きがわかるのです。
トレンドは、お金がスムーズに
流れたときに起きます。
トレンドは予想するものではなく。
計測するものなのです。
まとめ
・相場は予想すると負け、計測すると勝つ
・資金の流れを計測することで、
ドル円の上昇がわかる
・スムーズな資金の流れは、
大きなトレンドを生む
投資で勝つためには。
いかに予想せずに、計測するか。
「何をどう計測すれば結果が得られるか」を
考えることで。
トレードの精度を高めることができます。
