『弱い資金の流れ』のトレード
「弱い資金の流れ」が起きたとき。
どのようにトレードすればよいか、
トレードパターンをお伝えします。
あくまで参考ですので、
自分なりにアレンジすれば。
非常に効率的なトレードができます。
1.弱い資金の流れとは何か?
弱い資金の流れのサインは、
「水色」や「ピンク」などのうすいサインです。
短期トレードでは、
「15分足や5分足のサイン」を
中心に見ます。
2通りの考え方
弱い資金の流れが起きたとき。
大きくわけて、2通りの考え方があります。
・強いファンダメンタルズ要因がある
・強いファンダメンタルズ要因がない
の2つです。
「相場が動く理由」があるかどうかで
サインに対する考え方が変わってきます。
順番に見ていきます。
2.ファンダメンタルズ要因がない場合
相場が動く理由がない場合。
弱いサインは
・一時的に資金が動いたから出た
といえます。
長く続かないかもしれないけれど、
短時間はサインの方向に動く
可能性があります。
ファンダメンタルズ要因がないときの
弱いサインの利用方法は
・エントリー判断
に用いることです。
例えば、通貨強弱やトレンドの条件がそろって、
エントリーできそうなとき。
弱いサインの資金の流れの方向も
一致したら。
自信を持ってエントリーできます。
短時間であれば、サインの方向に
動く可能性が高いからです。
3.弱いサインで気をつけること
大きなファンダメンタルズ要因がなく、
弱いサインでトレードするとき。
気をつけることは
・より有利なレートでエントリーすること
です。
より有利なレートとは
・50EMA(5分足の10EMA)になるべく近いこと
・損切りが5~10pips程度に収まっていること
です。
理由は、弱いサインの場合、
「値動きも弱い可能性」があるからです。
値動きが弱い場合、エントリーしても
逆行する可能性があります。
サインの方向には動くのだけれど。
強いサインのように勢いよく
動くのではなく。
ある程度アップダウンし、
波形を描きながら進んでいきます。
したがって、エントリーしてから、
多少、戻すこともあります。
これまでも、エントリーしてから
逆方向に戻ってしまった経験が
あるのではないでしょうか。
負けないためには、
「もっとも有利な価格でのエントリー」を
心がけることです。
具体的には、50EMAのなるべく近くで
エントリーすることです。
もし50EMAから離れた場所で
エントリーできそうでも。
いったん戻りを待って、
なるべく50EMAの近くまで戻ってから。
押し目買いや戻り売りをした方が
損切りを小さく、利益を大きくできます。
相場は人の心理で動いていますので。
動く要因であるファンダメンタルズが弱い場合は。
トレンドがすぐに終わってしまうこともあります。
早めの決済を心がけ、
綺麗な波形を描いているときだけ
エントリーするとよいです。
レンジを避けるためにも、
「高値または安値の更新」を確認した後、
2つ目や3つ目の波を狙っていくのがよいです。
詳しくは「【応用】高勝率条件」を参考に。
4.弱いサインの利益確定
弱い資金の流れでの「決済の目安」について。
トレンドが弱い場合と同様です。
具体的には
・5~10pipsをATRを見ながら判断
・1分足のFastTMALineの端にあたったら決済
などです。
詳しくは「おすすめ決済方法」を参考に。
5.ファンダメンタルズ要因がある場合
弱いサインでも、相場が動く
明確な理由がある場合。
例えば
・米国の経済指標結果がよかった
・利上げ観測が高まった
・悪いニュースがあって
リスク回避の円買いが起こりそう
など。
ファンダメンタルズ要因があるときは。
・弱いサインでもしっかりと動いたり
・弱いサインが強いサインにかわったり
トレンドの始まりとなる場合があります。
継続するトレンドをとらえるために。
早い段階でエントリーできるのは
資金の流れを見ながら
トレードする方法の利点です。
虎視眈々とエントリーチャンスを
ねらっていく戦略がよいです。
よいレートで入れるチャンスがあれば、
自信を持ってエントリーしてよいです。
6.トレード準備をする
弱いサインが出たら
・エントリーできるようチャートを確認します
チャンスをうかがっている間に、
資金の流れが強くなることもよくあります。
強いサインが出たら、高い確率で
レートはサインの方向に動きます。
ファンダメンタルズ要因があれば。
一方向に相場が動く確率は
さらに高いです。
有利なレートでエントリーできそうなら、
積極的にエントリーしていって大丈夫です。
まとめ
弱い資金の流れが起きたときは
・ファンダメンタルズ要因がないときは、
50EMAなど、有利なレートでのエントリーを心がける
・ファンダメンタルズ要因があるときは、
サインの方向に動く可能性が高いので、
トレードチャンスがあればエントリーする
・弱いサインが強いサインに変わったら、
自信を持ってエントリーできる
まずは弱いサインが出たとき。
相場が動く理由があるかないかを確認し。
より有利な価格でエントリーできるよう
トレードチャンスをねらっていくとよいです。
続きは「『強い資金の流れ』のトレード」をご覧ください。