10May
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は円高、スイスフラン高も株下げ幅縮小で
リスク回避の円買いはやや後退しました。
ドル円は軟調なダウ平均を背景に対ユーロなどのドル売りも入り
109.47円まで下落しました。
トランプ米大統領「今週中の中国との合意は依然として可能」との発言で
ドル円、米株に買い戻しが入りました。
米株式市場は軟調でした。
ダウ平均は-138.97ドルの25828.36ドルでした。
原油相場は下落。金は買われました。
本日は次の発表が予定されています。
米中閣僚級貿易協議（ワシントン）
日本時間13時01分に対中関税が25％に引上げられる予定
8:50 日銀金融政策決定会合における主な意見（4月24－25日分）
10:30 RBA四半期金融政策報告
15:00 3月独貿易収支、3月独経常収支
17:30 3月英国内総生産（GDP）、1－3月期英GDP速報値、3月英鉱工業生産指数
21:30 4月カナダ雇用統計
21:30 4月米CPI
週末です。ゴトー日です。
１．6時～9時
２．9時～13時
３．13時～17時
４．17時～21時
５．21時～1時
６．1時～6時
まとめ
米国は対中関税率を引き上げリスク回避が強まるも、
協議継続が示され株価、為替に買い戻しが入りました。
東京市場
東京市場では日経平均の上昇を背景に
ゴトー日の仲値に向けた買いも入りドル円は110.05円まで上昇しました。
110円付近からの戻り売りで失速しました。
13時1分に対中関税引き上げを控えており、
上昇も日足や4時間足で見れば下落トレンド中の戻りですので
トレードは見送りました。
円売りは強かったため短期的にトレードはできたかもしれません。
利益が出せている方は天才だと思います。すごいです。
米国は予定通り中国製品2000億ドルへの関税率を10％から25％へ引き上げました。
中国商務省は報復を表明しました。
株価は失速し、ドル円は109.62円まで下落し往って来いでした。
日経平均は-57.21円の21344.92円で大引けでした。
欧州市場
欧州市場ではややドル円やクロス円に買い戻しが入りました。
全体的に小動きでした。
トランプ米大統領「中国との交渉は急ぐ必要は無い」とツイートし上値を抑えられました。
昨日と同様、ユーロドルはストップがたまっていたため買いました。
ストップが近いのでレジスタンスになる可能性もありますが、
ドルストレートの中でユーロドルのみ21日線を上抜けていて、
１時間足の移動平均線にそって買いが入り底堅いイメージがありました。
移動平均線を割ったら損切りです。
ユーロドル以外だとドルスイスフランもよいと思います。
NY市場
NY市場では良好な4月カナダ雇用統計を受けカナダドルが買われました。
4月米CPIは市場予想を下まわりドルが売られました。
ドルは米指標でもカナダドル指標でも売られたため
ドル安のわかりやすい相場になりました。
ドル安円安となり他通貨が連れ高となりました。
ユーロドルも上昇しました。
ドル円はドル全面安で109.48円まで下落しました。
欧州通貨が買われましたのでユーロドル、ポンドドルの買いで
利益が出やすい相場でした。
米株が全面安で、米10年債利回りは低下、
ドル全面安ですのでわかりやすい相場です。
通貨強弱はカナダドルが大きく動きカナダドル買いになっているので
各通貨ペアのトレンドはミニチャートや直接チャートで確認するとよいです。
軟調な米株を背景に対資源国通貨で円買いが強まり、
ドル売り円買いになりましたのでドル円を売ってもよいと思います。
米中貿易関連の発言で米株が持ち直すと
ドル円は110.05円まで買い戻しが入りました。
「米国と中国は北京で通商協議を継続することで合意」との報道がありました。
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