トレンドが起きるしかない状態を知る『資金の流れ』で勝つFX

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通貨強弱で勝つ投資『ドルスキャFX』

170424チャート

チャートを公開します。

各チャートはクリックで拡大します。

今週はリスクイベントが続きます。

フランス大統領選挙で相場は大きく動いています。

明日25日の朝鮮人民軍創建85周年記念日を控え。
北朝鮮情勢の地政学リスクで緊張感が高まっています。

26日にトランプ米政権の税制改革案が発表予定。
28日期限の米暫定予算法案の延長の有無など。

相場は不安定で、予想外の動きをすることもあります。
手堅いチャンス以外は静観が無難かと思います。

1.7時~9時

20170424-06
大きく窓をあけて始まりました。

​フランス大統領選挙、第1回投票では、予想通り、ルペン氏とマクロン氏が5月7日の
決戦投票に進出することが確実になりました。
世論調査ではマクロン氏がルペン氏を大幅に上まわっており、警戒感が後退しています。

基本的には窓をうめる方向に動きやすいです。

窓があくと、ローソク足の値が飛びますので、通貨強弱を正確に読み取ることはできません。
落ち着くまで様子見が無難です。

ユーロドルやユーロ円は非常に大きく窓をあけています。
ほとんどのインジケーターで表示されるのは、
リアルタイムの動きというよりは、窓があいたぶんも含めた平均値です。

実際、値動きはどうなっているか。

しっかりとチャートで値動きを確認した方がよいと考えます。
インジケーターの結果と、チャートは違う可能性があるからです。

わかる範囲で言えば、ドル円は、円もドルも売られている状態です。
円売りの方が強くみえますが、実際は高値が更新できていません。

窓があいていることや、北朝鮮関係のリスク回避の動きなど、
ネガティブ要因もあります。

110円付近に強いサポートラインがあります。
110円というのが1つの基準になりそうです。

上に行くのか、下に行くのか、現段階では見極められないので、見送りが無難です。

20170424-07
窓を埋める方向に動いています。

長期の資金の流れは上昇、短期は下落と、
レンジ気味になっています。

円が強く売られましたが、ずっと売られ続けるわけではありません。
ユーロ円やユーロドルは下げてきていますので、
ドル円が素直に上昇や下落する相場とは思えません。

大きく上昇した反動は必ずあり、ドル円もどこまで下げるのかわかりません。
様子見が無難です。

20170424-08
5分通貨強弱は黄色が混ざり、レンジ気味です。
110円を割ってきました。

15分足チャートの通貨強弱グラフを見ると、
ユーロが売られ、円が買われています。

ドル円としては、ドルが売られているので、
短期的には売りの場面です。

個人的には、ドル円はレンジ気味で良い状態ではないので、
トレードは控えたい場面です。

ドルや円が明確な方向性を持って動いているというより、
フランス大統領選挙の影響で不安定
なっている状態に見えます。

ユーロ(EUR)の動きが落ち着いてからトレードする方が、
リスクが低いと考えます。

2.9時~13時

20170424-09
相場が少し落ち着いて、レンジになってきました。

下落してから戻しても、50EMAを抜けているので、
下落の勢いは弱まっているように見えます。
活発に取引きされる相場ではなく様子見相場なので、
テクニカルが効きにくい可能性もあります。

通貨強弱は黄色が混ざり、ドル円はレンジ気味です。
はっきりとした方向性がわかるまでは、様子見が無難です。

20170424-10
ドル円は110円付近で膠着状態です。

先週も同じような状況がよく見られました。

DAI_DS-Flow(cloud)を見ると、
完全に青と赤にわかれています。

ドルも円も買われている状態です。

ドルと円のどちらかがもっと強く買われてくれると、
ドル円も方向感が出てくるのですが。

15分足チャートの通貨強弱グラフは、ドルも円も平行になっています。

同じくらいドルも円も買われているので、
ドル円はレンジになりやすいです。​

不安定なレンジです。
上昇していても、すぐに下落したり、
下落していても、すぐに上昇したり。

1番トレードしてはいけない状態です。

資金の流れのサインがつくと、
トレードできるかなと思うかもしれませんが。
(荒れ相場なので乱雑にサインが出るのは仕方ないです)

高値も安値もしっかりと更新できていまんせん
通貨強弱も黄色が多くレンジです。

50EMAも簡単に抜けています。
波形も汚いです。

素直に見送りが無難です。

無理してトレードするほど、負けやすい相場です。

20170424-11
通貨強弱は黄色でレンジです。見送りが無難です。

15分足の通貨強弱グラフを見ると、
ユーロ、スイスフラン、ポンドが売られています。

ドルも円も両方買われています。

ドル円はドルと円の強弱が同じくらいなので、
レンジ気味です。

サポレジにはさまれで、小動きです。

どちらかに強弱がかたよれば、
動き出す可能性もあります。

個人的には、リスクをとらないトレードをしているので、
見送りが多くなりますが、リスクをとって、
利益を得るスタイルもあると思います。

どこなら利益が得られたかを常に検証することが大事だと思います。

私自身は、過去はチャンスがあれば、積極的にトレードしていました。
そういった経験から、今があるので。

最初は、積極的に、利益が得られる場面を追求してもよいと思います。

勝てるときと勝てないときの違いがわかるようになります。

20170424-12
通貨強弱は黄色でレンジです。かなりの膠着状態です。

15分足の通貨強弱グラフはポセイドンの槍みたいな形になっています。
ユーロが買われてきています。

3.13時~17時

20170424-13
通貨強弱は黄色でレンジです。見送りが無難です。

20170424-14
やっとまともな波形になりました。
午前中のようなリスク相場よりは、波形が綺麗な落ち着いた相場で
トレードする方が好きです。

高値を更新し、資金の流れのサインが点灯。
50EMAまで戻り、反転したところでエントリー。
教科書通りのエントリーです。

50EMAの反転時は、いったん資金の流れのサインが消えましたが、
上昇と同時についたので、エントリーしました。
サインがつかなかったら見送っていました。

強いレジスタンスラインがあるので、
こえられるかどうかが焦点になります。

レジスタンスラインがあるという理由で見送りでも良いと思います。

個人的には
・50EMAでしっかりと反転(ぴったり折り返したという感じ)
・通貨強弱グラフやDAI_DS-Flow(cloud)で強く円が売られている(濃い青サイン)
・上昇の陽線が長く、波形が綺麗(前時の上昇からすでに)
など。

資金の流れは弱いですが、力強さを感じました。

エントリーして、レジスタンスラインがこえられたらよし。
こえられずにもみ合いになったら早めに決済しようと考えました。

結果、非常に強く上昇しました。

決済は、1分FastTMALineです。
リアルタイムで見ていると、思いっきり突き抜けましたので、
グーッとローソク足が伸び、
突き抜けて反転したタイミングが決済のタイミングです。

上昇が力強かったので、ポジションを持ち続けた場合は、
20pips近く上昇した場面でした。

個人的には、リスク回避が起きやすい状況でドル円の上値が重いことや
ポジションを持っていたときは資金の流れが弱く、
上昇が継続するかわからなかったため決済しました。

20170424-15
週足ピボットレジスタンス2はこえれませんでした。

50EMAまで戻したとき、エントリーしようか迷いました。

通貨強弱が黄色になっていたことと、50EMAを若干抜けたこと、
15分足の通貨強弱グラフやDAI_DS-Flow(cloud)で
ドル売りが強くなっていたことから、見送りました。

もしエントリーしたら、損切りになる場面です。
さっき利益を得ていたらカバーできると思います。

もし負けたとしたら、理由を考えないといけないですね。

個人的に1番考えられるのは
・15時を過ぎたから
です。

日経平均株価が、引けにかけて上昇したので、
ドル円も上昇したと考えられますが。

15時すぎたら失速する可能性があります。

個人的に15時前後は、トレードは見送ることが多いです。

理由はいろいろあると思います。
自分なりに考えるとよいのではないかと思います。

私自身は、エントリーしていなくても。
負けそうな場面は、「どうして勝てないのか」を
考えるようにしています。

だって気になりますよね。

何でなんだろう、何でなんだろうって(笑)

結局考えないと、次、同じような場面で負ける可能性があるので。
考えた方が得だと思います。

20170424-16
通貨強弱は黄色が多くレンジです。
欧州通貨(ユーロ、ポンド、スイスフラン)が強いです。
ドルも円も売られています。

ドル円は底堅い動きをしているのですが。
ドルが売られ気味なので、上昇できずにいます。

4.17時~21時

20170424-17
通貨強弱は黄色でレンジです。見送りが無難です。

通貨強弱を見ていると。
なぜレンジを抜けそうになったのが、ダマシに終わるのか、
よくわかると思います。

前時からユーロやポンドがよく買われ。
ドルや円が売られています。

若干ドル売りがおさまると、レンジ上限にぴょこっと顔を出すのですが。
ドルと円が拮抗状態になると、またレンジに戻ります。
レンジを抜けるときは、ドルと円の売買にもっとかたよりが必要です

明確な通貨強弱のかたよりができれば。

例えば円よりドル側へとかたむけば
・通貨強弱が黄色から青へかわる
・DAI_DS-Flow(cloud)のドル売りの濃い赤がうすまる
・15分足の通貨強弱グラフでドル売りの傾きがなくなる
・円売りの資金の流れのサインがつく

など。

ドル円がレンジを抜け、上昇する状況を目で見ることができます。

さらに、しっかりと高値の更新を確認すれば。

ダマシにあう頻度というのは非常に少なくなります。

下落の場合は、逆になります。

通貨強弱を見ることで。
ローソク足だけではわからない、値動きの元を見ることができます。

非常に有利なトレードを行うことができます。

20170424-18
通貨強弱は黄色でレンジです。
引き続き、ドルも円も売られています
レンジを抜けそうで抜けない状態が続いています。
途中でついている資金の流れは、レンジの中の上昇や下降です。
明確に安値を更新すれば、レンジに戻ることはなく、
15分足の通貨強弱グラフもドルと円は平行ではなくなります。

20170424-19
勢いよくレンジを上抜けしました。

タイミング的にエントリーは難しかったです。
資金の流れが強くなり、10EMAで反転しています。

レンジ上限まで戻してくれると、エントリーしやすかったと思います。

ただ、DAI_DS-Flow(cloud)を見ると、赤いサインがついているので、
ドル売りはそこまで弱まっておらず。
円もドルも売られているので、ドル円はレンジになりやすいです。
上昇しても、すぐに下落してしまう可能性があります。

明日の北朝鮮リスクもあり、上値は重いです。

15分足チャートを見ると、前回の高値を更新できず。
跳ね返された後は、前回と同じだけ18pipsほど下落しています。

50EMAまで戻したときに、エントリーしたら損切りになります。

15分足チャートを見ると、直前は非常に強い陰線で
下落していることがわかります。

15時すぎと同じような動きをしています。
サポートライン付近まで戻す可能性があることがわかればいいのですが、
なかなか難しいと思います。

もしエントリーして負けた場合は、負けた理由を考え。
次に同じ負けをしないように気をつけるとよいです。

積極的に買っていくのは難しい相場です。

20170424-20
通貨強弱が黄色なのでレンジ気味です。見送りが無難です。

後半は、波形がまあまあ綺麗です。
弱いドル買いの資金の流れサインがついています。
もっとしっかりとサインが出れば、エントリーできる場面です。

15分足の通貨強弱グラフを見ると、
ドルと円がずっと同じように動いています。

こんな日は、ドル円はトレードに向いていないです。
なぜドルと円は同じように動いているのでしょうか?

考えると面白いと思います。

5.21時~1時

20170424-21
今日、3回目です。
同じようなところまで上昇し、同じだけ下落しています。

同様にサポートライン付近まで戻しています。

円買い圧力が高まってきました。

リスクイベントを控えていると、
動きが神経質になります。

こんな日はチャートを閉じて、
寝た方がいいかもしれません。

波形が綺麗で、わかりやすい場面で
トレードした方がよいです。

20170424-22
通貨強弱は黄色でレンジ気味です。

15分足の通貨強弱グラフを見ると、
円(水色)が上向きになっています。

リスク回避の円買い圧力
高まってきたことがわかります。

20170424-23
資金の流れは、下段が点灯。リスク回避の円買いが本格化しました。
安値を更新しています。
5分FastTMALineにあたっていますが、
資金の流れは非常に強い、濃い赤に変わっています。
安値を更新していく可能性があります。

20170425-00
リスク回避の円買いが継続。
トランプ米大統領「北朝鮮問題、今こそが解決の時期だ」という発言がありました。
​クロス円は全面安。
陰線が長く、下落の力が強いことがわかります。

5分FastTMALineにあたっていますので、
安値が更新できるか慎重に見守りたいです。

6.1時~5時

20170425-01
リスク回避の円買いが継続しています。
安値更新ができず、もみ合いになっています。

5分通貨強弱は黄色が混ざり、レンジ気味になってきました。
いったん調整が入りそうな雰囲気です。

20170425-02

20170425-03

20170425-04

まとめ

フランス大統領選挙で、大きく窓をあけ、
円安方向で始まりました。

リスクが高く、欧州通貨の動きでドル円は不安定になり。
トレードできる状態ではありませんでした。

米10年債利回り上昇、トランプ米大統領の税制改革案への期待など、
ドル買い要因がある一方。

北朝鮮情勢の警戒感があり、ドル円は上値が重く、
110円付近でのレンジ相場が続きました。

相場が落ち着いた頃、綺麗な波形をえがき上昇する場面では
利益を出すことができました。

今日は、非常にトレードには不向きな日でしたが。

そんな中でも、基本に忠実なチャンスがあることがわかったことは、
非常に有益でした。

リスクの高い相場は避け、リスクの低いチャンスを
とらえていく重要性
を再認識しました。

ただ、やはり北朝鮮など、リスクはまだ残っているので。
少しずつ霧が晴れ、リスクオンの地合いへと進んでいけば。

今以上に安心して、自信を持って、
トレードすることができると確信します。

今がもっともトレードが難しい時期だと考えます。

またフランス大統領選挙のように、
ユーロ主体で相場が動くと。

ドル円のトレードはやりにくく感じました。

ドルや円で動く相場ではないので、
テクニカル分析が効きにくく、
欧州通貨に振りまわされる形になるからです。

ドル円はドルと円の通貨強弱に差が出にくく、
レンジになりやすいです。
上昇と下落を繰り返すような、神経質な動きもします。

逆に、リスク回避の円買いのように。

円が主体でドル円が動くと。

非常にわかりやすく、比較的トレードしやすいです。

マーケットのテーマによって、
主体となる通貨がかわってくるので。

ドルや円が主体で相場が動いているときに。
トレードを行うことが重要
だと感じました。

170425通貨強弱

各通貨が波をうつように動いています。
リスクの高い相場であることがよくわかります。

方向性がはっきりしないので、負けやすいと考えられます。

リスクイベントがなく、方向感のはっきりとした相場で、
トレードをした方が安全といえます。

様子見が無難な相場です。

チャートの見方

チャートの解説はこちら

※チャートで抜けている部分があるときは、
 サーバーの不具合で画像がとれなかったときです。

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