10Apr
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株大幅安、円高のリスク回避相場でした。
米欧貿易摩擦の激化懸念や世界経済の減速懸念が強まりました。
ドル円はリスク回避の円買いで110.98円まで下落しました。
トランプ米大統領「欧州連合(EU)から輸入する110億ドルの製品に
関税を導入する」との発言がありました。
貿易摩擦激化懸念から株式が下落し円全面高となりました。
米10年債利回りの低下でドルも売られました。
国際通貨基金(IMF)は2019年の世界経済の成長率見通しを
3.5%から3.3%へと下方修正しました。
EU首脳会議を控えポンドが軟調でした。
米株式市場は軟調でした。
ダウ平均は-190.44ドルの26150.58ドルでした。
原油相場は下落。金は買われました。
本日は次の発表が予定されています。
臨時の欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル)
7:45 クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演
15:15 黒田東彦日銀総裁、あいさつ(第94回信託大会)
17:30 2月英鉱工業生産指数、2月英国内総生産(GDP)
20:45 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表
21:30 ドラギECB総裁、定例記者会見
21:30 3月米CPI
23:30 EIA週間在庫統計
3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月19-20日分)
ゴトー日です。
臨時EU首脳会議、ECB理事会、米CPI、FOMC議事録と
多くの重要イベントを控えポジション調整や様子見ムードになりやすいです。
1.6時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
資源国通貨高、ドル安でした。
東京市場ではゴトー日の仲値に向けた買いで
ドル円は111.23円まで買い戻しが入りました。
仲値後は111.06円まで弱含むも
株価に買い戻しが入ると下げ渋りました。
戻り売りを考えていましたが株価に買い戻しが入り
円買いがそこまで強まらなかったので見送りました。
1時間足の移動平均線で戻り売りの形になったので
売った場合は利益が出ていると思います。
基本的には通貨強弱がドルも円も小動きでレンジ相場ですので
様子見が無難かと思います。
重要イベントを控え様子見ムードです。
後場ではデベル豪準備銀行(RBA)副総裁の発言を受け
豪ドルが買われました。
日経平均は-115.02円の21687.57円で大引けでした。
欧州市場ではポンドが買われました。
メルケル独首相「英国の要求する離脱期限よりも長くなる可能性」との発言がありました。
ドル円はやや円売り優勢で111.24円まで上昇も
様子見ムードが強く111円前半でもみ合いでした。
NY市場ではドラギECB総裁のハト派発言を受け
ユーロが売られました。
3月米CPIは予想を上まわるもコア指数が予想を下まわり
まちまちの結果でした。
ドル円は対ユーロでの円買いや対ポンド、資源国通貨でのドル売りで
110.84円まで下落しました。
FOMC議事録はサプライズなく、公表後、下げ渋りました。
111円台が重くなっています。
原油や金の上昇で資源国通貨が堅調でした。
チャートの見方
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