3May
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株安、原油安、ややドル高円高のリスク回避相場でした。
パウエルFRB議長の発言で利下げ観測が後退しドル高地合いが継続。
中国メディア「米中貿易協議が行き詰った可能性がある」
との報道もあり株式相場は下落しました。
軟調な米株を背景にドル円は111.37円まで下落しました。
ドルも円も買われレンジ相場でした。
米雇用統計を控え様子見ムードも強まりました。
イングランド銀行(BOE)は政策金利を市場予想通り0.75%に据え置きました。
19、20年のGDP見通しは上方修正されるも、
インフレ見通しは下方修正されポンドの上値は重くなりました。
商品相場の下落で資源国通貨が売られました。
原油が大幅安でカナダドルが軟調でした。
金や銅など商品も下落し豪ドルが軟調でした。
米株式市場は軟調でした。
ダウ平均は-122.35ドルの26307.79ドルでした。
原油相場は下落。金は売られました。
本日は次の発表が予定されています。
日本休場(憲法記念日)
中国(労働節)、ロシア(振替休日)、ポーランド(憲法記念日)休場
17:30 4月英サービス部門PMI
18:00 3月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)、4月ユーロ圏HICP速報値
21:30 4月米雇用統計
23:00 4月米ISM非製造業指数
0:30 クラリダFRB副議長、講演
週末です。
東京市場は休場です。流動性の低下に注意が必要です。
米雇用統計を控えポジション調整や様子見ムードになりやすいです。
1.6時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
株高、ドル安、ポンド高でした。
東京市場は休場でした。
日経平均先物の下落を背景にドル円は111.41円まで小幅に下落しました。
薄商いで111.50円付近で膠着しました。
欧州市場では欧州通貨が軟調でした。
英統一地方選の報道でポンドが売られました。
ドル円はイベントを控え111円半ばでもみ合いでした。
ポンドが強く売られましたが
反発するリスクが考えられたので見送りました。
週足や日足をチェックしているとわかると思いますが、
今週、ポンドだけが買われていますので
どこかで急激な押し目買いが入る可能性もあり売りは難しかったです。
短期的に売るのは良いと思います。
上位足だけ見るとユーロ円の方がスキャルピングで入りやすそうですが
短期足はもみ合いですので見送りました。
NY市場で4月米雇用統計は強い労働市場も
利上げ観測は高まらずドル全面安となりました。
米4月非農業部門雇用者数は市場予想18.5万人に対し26.3万人と予想を上まわり、
失業率は市場予想3.8%に対し3.6%と低下し良好でしたが、
平均時給は予想を下まわりました。
米10年債利回りは低下、ドル円は111.69円まで上昇後、
一転、111.07円まで下落しました。
4月米ISM非製造業指数は予想を下まわり
ポジション調整が進みドル円は下落を継続しました。
ドル売りが強まり、ドルストレートが強含み、
欧州通貨、資源国通貨に買い戻しが入りました。
ポンドが堅調でした。
ポンドドルの買いチャンスでした。
米雇用統計は強い労働市場かつインフレリスク後退と
株式にとっては絶好の結果でした。
緩和姿勢は継続されることから株式が上昇することを見越して
ポンド円を買うのはありだと思います。
ただ、ドル円は下落しているのでドルに対し円は買われるため
ドルストレートとドル円にはさまれて
クロス円は通貨ペアによってはレンジになることがありますから
ドルストレートの買いが1番トレードしやすいとは思います。
週末でイベント後ですのでトレードは控えました。
利益が出せている方は素晴らしいと思います。
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