8May
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株大幅安、円高でした。
米中貿易摩擦の激化懸念からリスクオフとなりました。
トランプ米大統領のツイートに続き、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
「米政府は10日に対中関税を引き上げる」との発言で警戒感が高まりました。
米株の急落でリスク回避の円買いドル売りが強まり、
ドル円は110.17円まで下落しました。
米株式市場は軟調でした。
ダウ平均は-473.39ドルの25965.09ドルでした。
原油相場は下落。金は買われました。
本日は次の発表が予定されています。
南アフリカ総選挙
4月中国貿易収支
8:50 3月14-15日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
11:00 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)、政策金利発表
23:30 EIA週間在庫統計
1.6時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
米中貿易摩擦の激化懸念からリスクオフが継続も
様子見ムードも強まりました。
東京市場では軟調な日経平均や中国株を背景に
ドル円は110.90円まで下落しました。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は政策金利を
市場予想通り1.75%から1.50%へと引き下げました。
据え置き予想も市場ではあったためNZドルは売られました。
NZドル円の下落を受けドル円の売りが強まりました。
円全面高ですのでドル円、クロス円で利益が出やすい相場です。
ドル円は110円で下げ渋る可能性があったのでユーロ円を売ったのですが、
ドルが売られユーロドルが上昇した関係であまり下がりませんでした。
素直にドル円を売ればよかったかもしれません。失敗しました。
日経平均は-321.13円安の21602.59円で大引けでした。
欧州市場ではポンドが売られました。
ブレグジット関連でネガティブな報道が多く不透明感が高まっています。
通貨強弱はポンド売りユーロ買いとまちまちでしたのでリスクはありますが、
チャート的にはポンドドルはサポレジ転換して売りチャンスでした。
レンジ上限で売りやすい相場でした。
1時間足のレジスタンスや4時間足のMAにおさえられました。
15分足でレンジを下抜けしてからの下落の勢いは強かったため
例えば1分足や5分足など短期足でトレンドが出てからエントリーしてもよいです。
(参考)基礎編『9.具体例「サポレジ転換の例」』
18時すぎ、米中貿易関連の報道で豪ドルが失速。
株式相場も失速しリスク回避で円が買われました。
「中国は米国との合意内容についてほぼ全ての面で撤回したようだ」
との報道がありました。
ドルやスイスフランも買われていますので、
オセアニア通貨やポンドのクロス円を売るとよいと思います。
具体的には豪ドル円やポンド円の売りです。
円だけでなくスイスフランも買われていますので、
円全面高ではないため資金の流れサインは点灯しにくくなっています。
通貨強弱のラインの傾きやチャートで判断するとよいです。
基本的には通貨強弱は円高ドル高で他通貨は売られやすいです。
NZドル円を売りました。
サポレジ転換したことに加え1時間足の移動平均線で戻り売りの形になり
エントリーしやすい状態でした。
ただレンジ気味になってしまい利益は伸ばせずに終わりました。
素直に豪ドル円を売った方がよかったかもしれません。
ドル円は買い戻しが入り110.17円まで上昇も
前日安値でサポレジ転換し戻り売りに押されました。
NY市場ではドル円はもみ合いでした。
米中貿易協議への期待から米株は下げ渋りました。
サンダース米大統領報道官「中国から米国に合意に前向きな示唆があった」
との発言がありました。
取引終了にかけてインテルの下げで上げ幅を縮小、ダウ平均は小幅高で引けています。
為替は全体的に小動きでした。
9、10日の米中閣僚級貿易協議を控え様子見ムードも強まりました。
EIA週間在庫統計では原油在庫の減少が確認され原油相場は上昇しました。
チャートの見方
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