22Jun
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は原油安を背景に米10年債利回りが低下、
ドル円の上値を抑えました。資源国通貨も弱めです。
米国株はまちまちでした。
23:00パウエル米FRB理事の議会証言が予定されています。
トランプ政権のロシアゲート問題、
朝鮮半島情勢に引き続き警戒が必要です。
目次
1.5時~9時
6:00ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利発表がありました。
オフィシャル・キャッシュレートは1.75%に据え置き、市場予想通りです。
金利が据え置かれたことでNZドルは勢いよく買われました。
やや円が買われ小幅に下落しています。
9時東京株式市場オープン前なので様子見です。
2.9時~13時
日経平均株価の寄り付きは+15円の20154円でした。
やや円が買われ、ドル円は下落傾向にあります。
資金の流れサインがついていないので様子見です。
仲値以降、下落が継続すればチャンスがあるかもしれません。
仲値後も下落が継続しました。
資金の流れは円買いサインです。
クロス円は全面安。強く円が買われています。
エントリーはサポートラインを割り、Wサインが点灯したときが
最初のチャンスです。個人的には仲値の時間で見送りました。
次のチャンスは50EMAで反転したときです。
下げ渋っているのでリスクはあります。
5分足のFastTMALineが近いので見送りでも構いません。
個人的には直近安値まで5pips以上あり安値が更新できなかったら
早めに決済する前提でエントリーしました。
米10年債利回りも低下しています。
決済は1分足や5分足のFastTMALineを目安に、
1時間足のサポートライン(赤ライン。同位置に前日安値)があります。
111.00円は切りのよい節目になります。
個人的には今日は利益が出せていないことや
15分足チャートでは過去にサポートラインで下げ止まっていることから
前日安値で決済しました。(最近は相場環境がそこまで良くなく
利益を追求して利益をなくすことが多かったので)
前日安値(黄色点線ライン)で下げ止まった後、
50EMAまで戻してきたのでエントリーチャンスです。
個人的には50EMAを若干上抜けていたことや
ドルが買われていたことから見送りました。
その後、日経平均株価の下げにあわせて、
111.00円の節目を割り、大きく下落しました。
下落する前はもみ合いになっており上昇する可能性もあったので、
エントリーは難しかったです。
ポジションを持ち続けていた場合やエントリーした場合は、
決済の目安は15分足FastTMALineの端バンドがあります。
資金の流れが強まっており、米10年債利回りは低下。
DAI-chartでは円が買われドルが売られているので
安値更新を見守るのもよいです。
膠着状態なので、個人的にポジションを持っていたなら
時間的な節目として11:30前場終了で決済していたと思います。
個人の判断ですね。
50EMAまで戻しました。若干上抜けていることや
DAI-chartで円買いドル売りが弱まっていることから
様子見が無難かと思います。
【参考】50EMAでのエントリー判断
売りエントリーを考える場合。
DAI-chartの円買いが弱まっているので
円買いが強まってからエントリーした方がよいと考えます。
この後、ドル円は上昇しています。
日経平均株価が上昇し、ドル円、クロス円に買い戻しが入っています。
DAI-chartでのエントリー判断を取り入れてから、
非常に負けにくいシステムになっています。
3.13時~17時
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
各通貨、膠着状態です。
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
直近ではややドルが弱含んでいます。
株式市場が終わる15時前なので様子見です。
ドル売りが強まるようであればチャンスがうまれるかもしれません。
前日安値でサポレジ転換されれば理想です。
前日安値でのサポレジ転換を狙っていました。
レジスタンスラインで反転したものの、
資金の流れサインが消えてしまっていたので見送りました。
資金の流れサインがついたときはすでに下落してしまっており、
DAI-chartでは円買いドル売りが弱まり、
1分足のFastTMALineも近くエントリーできませんでした。
弱いサインですので、再度戻りを待ちましたが、
戻したときにはDAI-chartではドルが買われ円が売られ、
レジスタンスラインを上抜けてしまいました。
チャンスにはならなかったものの、
良くいえばダマシにあわなかったともいえます。
チャート後半について。
欧州勢が動き出し、ユーロ、スイスフランが強く買われ、
円が売られ、ドル円は上昇しました。
資金の流れサインがついたときは上昇の途中でした。
弱いサインなので戻りを待ちます。
50EMAまで戻しましたが、割り込んでしまったため
上昇の勢いが弱いとわかります。
通貨強弱が黄色になってしまいました。
DAI-chartを見ると、ポンドが強く買われていました。
結果、円もドルも売られ、ドル円はレンジ気味です。
その後、5分と15分の資金の流れがそろったWサインがつき、
50EMAで反転上昇したのでエントリーチャンスです。
個人的にはドルと円の通貨強弱が弱いので見送りました。
利益ならないことはないと思いますが、ドルが売られています。
上昇に勢いがないので利益が出しにくいことがあると思います。
具体的には
・DAI_DS-Flow(cloud)で赤いドル買いサイン
・DAI-chartで円とドルの間隔が近く、通貨強弱に差がほとんどない
・15分足チャートではフィボナッチ38.2%付近は何度もおさえられている抵抗帯で
通貨強弱が弱いとこえられない可能性が高い
など。リスクを感じました。
一言で言えばレンジです。
もう少しドルが買われるか、円が売られると、
ドル円もしっかり上昇できると考えます。おしい状態です。
ドルや円が買われ、レンジの中を下落しています。
前日安値(111.05円付近)でレンジを継続しています。
プロバージョン(欧州通貨重視)では円買いサインがついています。
円買い優勢なので下落傾向にありますが、
ドルも買われ気味なので、トレードする場合は早めの決済が無難です。
【参考】DAI-chartから見るレンジになりやすいとき
上昇してもすぐに下落するなど、
レンジ気味の動きになりやすいときがあります。
1つはドルと円が同じように売買されているとき。
例えば前時のようにドルも円も売られていると、
上昇に勢いがなく、上昇してもすぐに下落してしまうことがあります。
今回は、前時と逆で、ドルも円も買われています。
やや円買い優勢で、弱い下落傾向にあります。
ドルや円主体で動く相場ではなく、欧州通貨主体で動くと
ドルと円は同じように動きやすいです。
・欧州通貨が買われると、ドルや円が売られる
・欧州通貨が売られると、ドルや円が買われる
という状態になりやすいからです。
例えば、前時ではユーロやポンドが買われて、ドルや円が売られ。
今回はユーロやポンドが売られ、ドルや円が買われています。
上昇や下落が継続するかどうかは、欧州通貨の売り買いが
続くかどうかにかかっています。
例えば前時のように、ユーロやポンドの買いがすぐに終わってしまうと。
ユーロの失速と同時に、ドル円も失速してしまいます。
今日のようにユーロやポンドが不安定だと、
ドル円も不安定になります。
リスクを判断するにはどうすればよいでしょうか?
1つは欧州通貨の動きに目を光らせることです。
土台としては、ユーロやポンドが方向感を持って売り買いされる
明確なファンダメンタルズがあるかどうか。
売り買いされる理由があり、ユーロやポンドの動きを
通貨強弱グラフで追いかけることが大事です。
もう1つはドルと円の通貨強弱の差が小さいときは
トレンドが継続しないリスクがあることを頭に入れておくことです。
ドル円のトレンドが継続しにくい状態とは
トレンドが継続せず、レンジになりやすいのは
・ドルと円の通貨強弱に差が小さいとき
です。
具体的にはDAI-chartでドルや円が点線内におさまっているときです。
あくまで目安ですが、通貨の動きが小さいときは、
ドルと円の売買に大きな差がないので、
売り買いが逆転しやすいといえます。
レンジといえます。
特に今日のように、ドルや円に方向感がなく。
欧州通貨によってドルや円がふりまわされると、
ユーロやポンドの動きによって、ドル円はアップダウンしやすいです。
下落してもすぐにおさまったり上昇したりと
レンジ気味の動きをしやすいので注意が必要です。
まとめると
・ドルと円の通貨強弱の差が小さいとき(点線内)は
トレンドがかわりやすくレンジになりやすい
・欧州通貨主体の相場で、ドルと円が同じように売買されると、
ドル円はレンジになりやすい
・レンジ相場では上昇してもすぐに下落したりと
アップダウンしやすいので注意が必要
まずはDAI-chartで、点線内におさまって小動きのときは、
トレンドが継続しないリスクを頭に入れておくとよいです。
いつ流れがかわってもいいようにそなえておくことが大事です。
4.17時~21時
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
ドル円は膠着状態です。
豪ドル、スイスフランが弱め。NZドル、カナダドルが強めです。
ドル円はレンジを継続しています。
ユーロ円の上昇にともない円買いが弱まりやや上振れた場面がありました。
50EMAまで戻したときは簡単に割ってしまい、またレンジに戻っていますので、
エントリーは見送りです。各通貨、方向感がなく不安定です。
レンジを上抜けしました。
資金の流れは円売りサイン。リスクオンです。
欧州株、原油相場が持ち直し、円が売られています。
戻りを待ってチャンスがあればエントリーを考えたいです。
リスクオン地合いが継続しています。
オセアニア通貨がやや弱いです。
個人的には50EMAまで戻ることがなかったので、
エントリーできませんでした。
近くまで戻すことはあったので、エントリーできた方は
利益になっていると思います。
エントリータイミングがつかめないときは、
サインツールでエントリーするのも1つの手です。
個人的にはあまり使わないのですが、結構いいところでサインが出ており、
「良いところでエントリーしているなぁ」と思うことがよくあります(笑)
人間だとびびってエントリーできませんので。
今日はユーロがやや不安定なので、個人的には無理せずいきたいと思います。
5.21時~1時
21:30米新規失業保険申請は、市場予想24.0万件に対し、
24.1万件とほぼ予想通りでした。
同時刻に発表されたカナダ小売売上高がポジティブな結果だったため、
カナダドルが買われ、ドルや円は売られました。
クロス円が強含んだため、やや円安になりドル円は上昇しました。
すぐに元の水準に戻しています。通貨強弱は黄色でレンジなので様子見です。
カナダドル買いが継続しています。
欧州通貨が弱く、円が買われ、ドル円は小幅に下落しています。
プロバージョン(欧州通貨重視)ではサインが出ていますので、
それぞれ10pipsほど利益になっています。
個人的にはドルと円の通貨強弱の差が小さくレンジ気味なので様子見です。
資金の流れは円売りサインです。
次のような理由から非常に良いチャンスです。
・原油価格が上昇
・米10年債利回りが上昇
・クロス円が全面高
特に最近は原油安を背景に米10年債利回りが低下し、
株や為替が軟調になっています。
もっとも注目を集めている指標が上昇傾向にあるということは、
大きなチャンスといえます。
エントリーは資金の流れサインがつき、通貨強弱が黄色から青にかわり、
Wサインが点灯し、50EMAに支えられて上昇したタイミングです。
決済は強い資金の流れですので、5分足のFastTMALineを目安に、
高値更新をみます。
思ったよりも上値が重く、サポートラインを割ったときに
ポジションは決済しました。
DAI-chartはドルは買われていますが円売りは弱まっています。
6.1時~5時
まとめ
今日の収穫は、DAI-chartが小動きのときは、
レンジになりやすいとわかったことです。
特に今日の欧州時間は欧州通貨がアップダウンし、
ドル円はふりまわされました。
DAI-chartでは、せまい範囲で上がったり下がったりしていました。
せまい範囲ということは、通貨強弱の差が小さいので、
強弱が入れ替わりやすいです。
強弱がすぐに入れ替わると、上昇していてもすぐに下落するなど、
レンジの動きをしやすいです。
ドル、円、ユーロなど、方向感なくもみ合っているときは、
トレンドがかわりやすいので注意したいと思いました。
チャートの見方
チャートの解説はこちら
【リスク小】…リスクの低い、勝率の高い鉄板パターン
【リスク中】…多少リスクはあるが、利益になりやすいパターン
【リスク大】…リスクは高いが、利益が得られる可能性があるパターン
【過去検証用】画像データ
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