8Mar
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株安、円高ドル高、ユーロが全面安でした。
欧州中央銀行(ECB)は年内の利上げを見送り、
新たな長期資金貸し出しオペ(TLTRO3)の導入を発表、
インフレ見通し、GDP成長率見通しを大幅に下方修正しました。
ドル円は111.86円を高値に軟調な米株や
ユーロ円の下落を背景にリスク回避の円買いが強まり
111.48円まで下落しました。
ECB理事会の結果を受け、世界経済の成長鈍化懸念が高まり
リスク回避地合いです。
米株式市場は軟調でした。
ダウ平均は-200.23ドルの25473.23ドルでした。
原油相場は上昇。金は売られました。
本日は次の発表が予定されています。
2月中国貿易収支
8:50 日本10-12月期実質国内総生産(GDP)改定値
17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
22:30 2月カナダ雇用統計
22:30 2月米雇用統計
10日(日)
米国が夏時間に移行
週末です。実質ゴトー日です。
米雇用統計を控えています。
引き続き、ポジション調整や様子見ムードになりやすいです。
1.7時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~7時
まとめ
世界的な株安でリスク回避地合いが継続。
東京市場では軟調な日経平均を背景にリスク回避の円買いが強まり
ドル円は111円を割り110.95円まで下落しました。
日足200日移動平均線を下抜けました。
2月中国貿易収支が急落し中国株が大幅安。
日経平均は後場に節目の21000円を割り込み大幅安。
昨日に続き、世界景気の減速懸念が高まりました。
日経平均は-430.45円の21025.56円で大引けでした。
欧州市場ではドル円、クロス円に買い戻しが入りました。
オセアニア通貨が買われました。
NY市場では2月米雇用統計でドルが売られました。
非農業部門雇用者数変化は+2万人と市場予想+18.0万人を大幅に下まわりました。
ドル円は110.79円まで下落しました。
失業率や平均時給は予想を上まわったことや
米株が下げ幅を縮小したことで下落は限定的でした。
2月カナダ雇用統計が予想を上まわりカナダドルが買われました。
ポンドが軟調。
来週、ブレグジット関連の議会採決を控え不安定な動きが続いています。
ドル円は日足200日移動平均線を下まわったものの
21日移動平均線で支えられました。
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