12Mar
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株高、ポンド全面高でした。
EU離脱案の英議会採決を控え、進展期待が高まりました。
「メイ首相がEU首脳との協議のために仏ストラスブールを訪れる」
との報道がありました。離脱延期への見方が優勢になっています。
不安定な動きが続いています。
1月米小売売上高が予想を上まわりドル円は111.28円まで上昇しました。
前回が下方修正されたため買いは限定的でした。
米株式市場は堅調でした。
ダウ平均は+200.64ドルの25650.88ドルでした。
原油相場は上昇。金は売られました。
本日は次の発表が予定されています。
英議会が欧州連合(EU)離脱協定案を採決
EU財務相理事会(ブリュッセル)
8:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、ビデオメッセージ
9:30 1月豪住宅ローン件数
18:30 1月英鉱工業生産指数、1月英GDP
21:30 2月米CPI
1.6時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
ポンドが乱高下、不安定な動きを継続。
オセアニア時間にはポンドが急騰。
メイ英首相側近「離脱合意案の修正を英政府が確保」、
ユンケル欧州委員長「法的に拘束力のある手段でメイ英首相と合意に達した」、
「今回の合意案かEU離脱が実現しないかのどちらかだ」との発言がありました。
東京市場では堅調な日経平均を背景にドル円は111.45円まで上昇しました。
日足200日移動平均線付近で利食い売りが入りました。
日経平均は+378.60円の21503.69円で大引けでした。
欧州市場では欧州通貨が買われました。
ポンドは議会採決を控え不安定でした。序盤は買われるも報道で急落しました。
ドル円は円全面安で111.47円まで上昇も
ポンド円の下落でリスク回避の円買いが強まり失速しました。
堅調だったユーロもポンドに連れ安になり失速しました。
NY市場では2月米CPIが前年比で予想を下まわりドルが売られました。
ドル円は111.11円まで下落後、ダウ平均の上昇で下げ渋りました。
英議会採決を控え様子見ムードも強まりました。
上は日足200日移動平均線、下は21日移動平均線で挟まれています。
ポンド中心に動いているためドル円はレンジ相場です。
ポンドは引き続き、報道でアップダウンし不安定でした。
英EU離脱協定案は賛成242票、反対391票の反対多数で否決されました。
英議会は13日に「合意なき離脱」、
否決された場合は14日に「離脱延期」の採決を予定しています。
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