29Mar
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日は株高、ドル高、ポンド全面安でした。
NY市場では10-12月期米GDP確定値は予想を下まわり下方修正されるも
米10年債利回りの上昇や対ポンドのドル買いで
ドル円は110.83円まで上昇しました。
米株式市場は堅調でした。
ダウ平均は+91.87ドルの25717.46ドルでした。
原油相場は小幅安。ドル高で金は売られました。
本日は次の発表が予定されています。
米中閣僚級貿易協議(北京、最終日)
英議会、EU離脱協定について採決(政治宣言は含まず)
米格付け会社ムーディーズ、南アフリカの格付け発表
8:30 2月完全失業率、3月東京都区部消費者物価指数(CPI)
17:55 3月独雇用統計
18:30 10-12月期英GDP改定値
21:30 1月カナダGDP
21:30 1月米PCEコアデフレーター
週末、月末、四半期末です。実質ゴトー日です。
31日(日)
欧州が夏時間に移行
1.6時~9時
2.9時~13時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
株高、ポンド安でした。
東京市場では仲値に向けたドル買い需要もあり
ドル円は110.93円まで上昇しました。
実質ゴトー日で買いが大きめでした。
月末は輸出の売りも入りやすいのですが年度末ということでドル不足でした。
1時間足や4時間足の移動平均線が支えとなり
日足のボリンジャーバンドもあり、わかりやすい押し目買いチャンスでした。
日経が上げ幅を縮小していたので、
移動平均線ぎりぎりまでひきつけてから買おうと考えたところ、
若干、手前で反発したのでチャンスを逃しました。
その後、仲値に向けた買いが入り大きく上昇しましたので
利益は得られましたがタイミングが難しかったです。
40pips近く上昇しましたので大きく利益が得られた方は
すごいと思います。私は失敗しました。
あくまで私はですがリスクが大きめのときは
なるべく押し目や戻りを待つようにしています。
例えば上昇トレンド中に買いを考えるとしたら、次のようなときです。
・株価(日経平均、ダウ平均など)は下落している
・レジスタンスが強い
・短期足がレンジ相場のとき
逆にいえば、15分足など短い時間足がレンジ相場のときは
調整中ですので、すぐにエントリーせず押し目を待ち
検討する余裕があるともいえます。
1時間足や4時間足の移動平均線まで価格調整したり、
時間調整したりしますので待つことができます。
トレンドフォローでエントリーした後に失速しやすい方は
レンジ相場の下限で買いを狙っていくと
損切りが小さく済み、利益が出しやすいかもしれません。
上位足の節目までの戻りを待ちますので
短期的には反発しやすいからです。(参考「ゾーンを使ったトレード例」)
負けてしまう原因の多くはエントリー時の上位足の状態や
押し目や戻りを待てないことにありますので。
上位足の節目までの戻りを待って反発したときに、
上位足での押し目買いの形になったことを確認し、
なおかつ下位足でも押し目買いをしていくとよいと思います。
日経平均は+172.05円の21205.81円で大引けでした。
欧州市場ではポンド乱高下。
ブレグジット関連の報道で売られた後、買われました。
ドル円は110円半ばまで下落も対ポンドのドル買いなどで
110円後半へと買い戻されました。
NY市場ではポンドが全面安。
英議会はメイ首相のEU離脱協定案を反対多数で否決。
合意なき離脱への警戒感が高まりました。
ドル円は110.95円まで上昇も戻り売りに押されました。
ドルだけでなく円も買われ110円後半で膠着しました。
米中貿易協議の進展期待から株高のリスクオン相場でしたが
欧州通貨は軟調で週末ということもあり勢いは限定的でした。
米中貿易協議は4月3日からワシントンで交渉再開の予定です。
通貨強弱は資源国通貨高、欧州通貨安でした。
ドルや円は板挟みで方向感に乏しく週末を控えドル円はもみ合いとなりました。
ドルと円が一緒に動いていたので
レンジ相場であることはすぐにわかるかと思います。
そういうときはレンジ下限で買うなどゾーントレードが有効です。
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