3Jun
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
先週は米国と中国やメキシコとの貿易摩擦激化懸念から
リスクオフの円高でした。
軟調な米株や米10年債利回りの低下を背景に
ドル円は108.28円まで下落しました。
トランプ米大統領「6月10日からメキシコからの輸入品全てに5%の関税をかける」、
「メキシコへの関税は不法移民の流入が止まるまで実施」、
「メキシコへの関税は7月1日から5%以上への引き上げを開始し、
10月1日に25%に達するまで継続する」との発言がありました。
「中国が米国への報復措置としてレアアース(希土類)の禁輸を検討」との報道がありました。
中国は6月1日、米国の対中制裁関税に対する報復措置として、
600億ドル相当の米国製品への追加関税を最大25%に引き上げました。
米株式市場は大幅安。
ダウ平均は-354.84ドルの24815.04ドルでした。
原油相場は下落。金は買われました。
本日は次の発表が予定されています。
トランプ米大統領、欧州訪問(6日まで)
ニュージーランド(女王誕生日)休場
10:45 5月Caixin中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
16:55 5月独製造業PMI改定値
17:00 5月ユーロ圏製造業PMI改定値
17:30 5月英製造業PMI
23:00 5月米ISM製造業景気指数
月初めです。
1.6時~9時
2.9時~13時
3.13時~17時
4.17時~21時
5.21時~1時
6.1時~6時
まとめ
ドル安でした。
東京市場
先週からのドル安地合いが継続。
ドル円は仲値まで買い戻しが入るも
戻り売りが入り108.07円まで下落しました。
日経平均は-190.31円の20410.88円で大引けでした。
欧州市場
ややドル買いが強まりドル円は108.38円まで買い戻しが入るも
1時間足の20MAで戻り売りが入り失速しました。
ユーロ円も戻り売りが入ったため売りで利益が得やすい相場でした。
同様にポンドに戻り売りが入ったときはポンド円の売りで
利益が出やすかったです。
買い戻しが一段落するとドル売りが再開。ユーロが買われました。
NY市場
5月米ISM製造業景気指数が市場予想を下まわりドル売りが継続。
ブラード米セントルイス連銀総裁「近く利下げが適切になる可能性」の発言で
米利下げ観測が高まりドル売りが強まりました。
米10年債利回りは低下。ユーロが堅調でした。
ドル全面安でドル円は107.88円まで下落しました。
本日の値動き
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