トレンドが起きるしかない状態を知る『資金の流れ』で勝つFX

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通貨強弱で勝つ投資『ドルスキャFX』

170627チャート

チャートを公開します。

各チャートはクリックで拡大します。

昨日のドル円は堅調でした。
弱い米5月耐久財受注で下落する場面があったものの
株高や原油相場の上昇に支えられ、最終的に高値を更新しています。

19:00カーニーBOE総裁の会見、
翌2:00イエレンFRB議長の講演が予定されています。

トランプ政権のロシアゲート問題、
朝鮮半島情勢に引き続き警戒が必要です。

ドル円は日足90日移動平均線をこえ、一目均衡表の雲を上抜けつつある状態です。
112.00円の強めのレジスタンスラインが控えています。

1.5時~9時

20170627-05

20170627-06

20170627-07

20170627-08
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
112.00円を前に上値が重くなっています。

2.9時~13時

20170627-09
エントリーチャンス【リスク大】です。

日経平均株価の寄り付きは+75円の20229円でした。
ドル円は9時東京株式市場オープン直後、勢いよく上昇しました。

資金の流れは弱い円売りサインです。
サインがついたときは上昇してしまっていたのでエントリーできませんでした。

良い相場環境であれば、オセアニア時間でも上昇するはずなのですが、
レンジ気味で上値も重かったことから、慎重にいきました。
(リスクがとれるなら、オープン後にエントリーするのはありです。
個人的にはオセアニア市場が堅調で、上値が重くなければエントリーしていました)

前日高値でもみ合いになった後、いったん下落。
助走をつけて再トライです。
勢いよく上昇したので今度はエントリーしました。

が、資金の流れサインは消え、レンジ気味に。
最初に様子を見た意味がなかったですね。
どちらでエントリーしてもさほど違いはなかったです。

反省点があるとしたら、DAI-chartは、
ドルは横ばい、円売りもそこまで強くない(点線の内側)ので、
エントリータイミングが早かったです。

もう少し円安が強まってからエントリーしてもよかったです。
112.00円は強めのレジスタンスなので、
安全にいくなら前日高値越えを確認した後の方がよかったと考えます。
個人的には仲値に向けての上昇にも期待してエントリーした次第です。

結果的には、前日高値付近でもみ合いになりましたので、
プラマイゼロで決済しました。

仲値に向けて再度上昇する可能性もありましたが、
資金の流れサインが消え、DAI-chartでは円売りが弱まって
水色ラインが上向いていたので、無理しないことにしました。

クロス円は堅調ですが、各通貨小動きで、勢いが弱い状態です。

20170627-10
エントリーチャンス【リスク大】です。

仲値後も上昇が継続しました。
50EMA反転でエントリーです。

個人的には通貨強弱で黄色が混ざりレンジ気味なこと、
112.00円の強いレジスタンスで決済すると利益幅が大きくないことから見送りました。

前時から安値、高値を切り上げてきており、クロス円もじり高ですので、
Wサインがついているときにエントリーしてもよいと考えます。

決済は1分足や5分足のFastTMALineを目安に
112.00円がこえられるか注意深くみます。

たいていの場合、強いレジスタンスでは1回は跳ね返されますので、
勢いよく上昇し、112.00円を突破したら、グーッと伸びたところで
いったん決済してもよいと思います。

再度50EMAまで戻したときは、強めのレジスタンスにあたった後で、
通貨強弱も黄色になっており、DAI-chartの円もヘタっているので、
反転するかローソク足数本は様子を見た方がよいと考えます。

強いレジスタンスに当たった後は、たいていの場合、
大きめの調整が入ることが多いですので。

1番安全なのは、DAI-chartで直近の通貨強弱を確認することです。

DAI-chartの円が下向きになって、レートの上昇をしっかりと確認してから
エントリーを考えるとよいです。

20170627-11
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
112.00円にタッチした後は、やや円が買われ気味です。
ドル円、クロス円は小幅に下落しています。
各通貨、小動きです。NZドルが若干買われています。

20170627-12
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
ドル円はややドルが売られています。下落しているものの安値は更新されていません。
各通貨、膠着気味です。オセアニア通貨がやや強いです。

3.13時~17時

20170627-13
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
ドル円はややドルが売られ気味の状態が続いています。
オセアニア通貨買いが継続しています。

20170627-14
若干円が買われ小幅に下落しています。
日経平均株価や米10年債利回りは横ばい。
積極的に売っていく場面でもないと考えます。
東京株式市場が終わる15時前なので様子見です。

20170627-15
エントリーチャンス【リスク中】です。

株式市場が終了した後も下落が継続しました。
15時をすぎ、米10年債利回りが低下

資金の流れは強い円買いサインです。
5分と15分の資金の流れがそろったWサインが点灯し、
力強く安値を更新しました。

エントリーはWサインがつき、サポートラインを割り、
さらに次の足で勢い良く下落したときです。

15時前くらいから欧州勢が動き出し、
15時までは株式に左右されるので、
15以降の資金の流れというのはチャンスになりやすいです。

ダマシもあるので、DAI-chartや米長期金利なども見て、
Wサインがつき、資金の流れが強く、力強く動いたときはチャンスです。

今回はややドルが買われ気味でしたが、
途中から強く売られたので、ドル円の下落も勢いがありました。

決済は強い資金の流れなので
5分足や15分足のFastTMALineを目安に安値更新をみます。

今回は5分足のFastTMALineを抜けたので、
15分足のFastTMALineを見るとよいです。

個人的にはデイリーピボットで決済しました。

理由は
・15分足のフィボナッチ・リトレースメント61.8%と同位置
・日足の90日移動平均線と同位置
・オセアニア通貨が強めでクロス円の動きを乱した
(ドルは売られるというメリットもある)
など。

反転しそうだったのでいったん決済しました。

資金の流れサインも消えているので、
いったん決済してもよい場面だと考えます。

プロバージョン(欧州通貨重視)ではサインが継続しているので、
利益に余裕がある場合はポジションを持ち続けるのも1つの手です。

【参考】15時以降、欧州通貨によるエントリーチャンス

1番重要だと考えるのは、リスクオフの形だったということです。
クロス円が弱含み、円が強含んだ状態です。

個人的には、欧州勢がユーロやポンドを売り始め、
円が買われたとき
がもっともチャンスだと感じます。

具体的にはDAI-chartでユーロやポンドの上に円が位置し、
ユーロ、ポンドが下落し、円が上昇したときです。
ユーロ円やポンド円が下落し、クロス円全体が弱含むとドル円は下落しやすいです。

20170627-16
通貨強弱は黄色混ざりレンジ気味です。様子見が無難です。
引き続き欧州通貨が弱め、オセアニア通貨が強めです。
原油相場の上昇からかカナダドルも買われています。
17:00ドラギECB総裁の講演が予定されています。

4.17時~21時

20170627-17
エントリーチャンス【リスク大】です。

資金の流れは強いドル売りサインです。

17時に10pips近い長い陰線をつけて下落しました。
その後、デフォルト設定でサインが出たときは
ちょうど10EMAで反転下落したところでした。
(リスクがあるのでタイミングが悪ければエントリーを考えなかった可能性があります)

資金の流れが濃い赤いで強く、Wサインも点灯していたためエントリーしました。
1分足や5分足のFastTMALineにあたっているので見送りでも構いません。

個人的にはDAI-chartでみるみるうちにドルが売られていったので
エントリーしました。

1時間足のサポートライン(赤ライン)手前で反転したところで決済しました。
これだけドルが売られるというのは、ドラギECB総裁の講演の影響で
ユーロが強く買われたからだと考えられたので、
ドルも円も売られるはずなので、いったん決済しようと思いました。

DAI-chartでは、ユーロが非常に強く買われて、
ドルやポンド、豪ドル、円が売られていました。

その後、スイスフランも強く買われ、
ドル円は日足のフィボナッチ50%付近まで戻して、再度下落しました。
資金の流れは継続しているのでエントリーしてもよい場面です。

個人的にはもう利益が出せたことや資金の流れが若干弱まっていたので、
リスクをとってエントリーする必要はないと判断しました。

円も売られているのでドル円は下落の勢いが弱まりレンジ気味になる
可能性があるからです。

ユーロが買われてドルが売られたので、ユーロドルを買うのがベストですが、
結構、発言内容によって往って来いになることも多いので、
慣れているドル円でトレードしました。

結果的にはユーロドルは60pips以上上昇しています。
あくまで結果であって、上昇が失速する可能性も
十分あったことは理解しておくとよいと思います。
さっとエントリーして、さっと利益をとるのが良いと思います。

ユーロが買われてドルが売られた理由としては、
ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁のハト派発言と
ドラギECB総裁のややタカ派の発言があったようです。

20170627-18
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
ドル円はドル売りより円売りの方が強まり、じり高となっています。
綺麗に切り返しました。1番良いところで決済したようです。たまたまですが。
ユーロ、スイスフラン買いは継続しています。

20170627-19
ドル円は弱いながらも上昇しました。
ユーロ円、スイスフラン円の上昇で円安になりました。
勢いは弱いので4時間足のレジスタンスラインにあたって跳ね返されています。

通貨強弱グラフはユーロ、スイスフラン対その他とわかれています。
各通貨の動きに注意し、円安が継続するか慎重に判断したいところです。

20170627-20
エントリーチャンス【リスク小】です。

円安地合いが継続しています。
前時でいったん跳ね返された4時間足のレジスタンスラインや
ピボットを上抜け。

レジサポ転換で、なおかつ50EMAもほぼ同じ位置にあるという
絶好のエントリーチャンスです。

資金の流れは円売りサイン。クロス円は全面高。
5分と15分の資金の流れがそろったWサインも点灯しています。
何も迷うところはありません。波形も綺麗です。
前回の高値、複数のサポートライン、50EMAなどに支えられて
上昇したタイミングでエントリーです。

決済は1分足や5分足のFastTMALineを目安に高値更新をみます。
前日高値をこえることができれば112.00円が再度見えてきます。

原油相場が上昇し、米10年債利回りが上昇。
経済指標発表やイエレンFRB議長の講演を控える中、
どこまでせまれるかといったところです。

5.21時~1時

20170627-21
ドル円は上昇を継続しています。
本日2回目の日足雲上抜け。前時からポジションは持ち続けています。

前日高値(黄色点線)でいったん跳ね返されたので決済ポイントとなります。
個人的には今日はすでに目標を達成できているので、112.00円を目指します。
(今日、利益が出せていなかった場合は、10pipsで決済しているか、
前日高値で反転し10EMAや雲を割った時点で決済したと思います)

基本的にリスクオンなので、円安ではあるものの、
ドルは売られ気味なので、若干上値が重くなっています。
DAI-chartでもドルはレンジです。

その後、オセアニア通貨に利益確定が入り円安がやや弱まったものの、
逆にドルは買われています。
ユーロ買いは継続しているので、このまま円安が続き、
ぜひ本日高値を更新してほしいところです。

22:00の経済指標発表で上振れれば高値更新、
下振れれば決済という感じです。

20170627-22
通貨強弱は黄色が混ざりカラフルでレンジ気味です。様子見が無難です。

22:00米4月ケース・シラー米住宅価格指数は、
市場予想5.9%に対し、5.7%とネガティブな結果でした。
ドルは売られ、ドル円は小幅に下落しました。前時のポジションは決済されました。

せっかく上昇していたのに、失速してしまいました。

直近ではやや回復してきていますが、
23:00にまた経済指標発表があります。

20170627-23
23:00米6月消費者信頼感指数は、市場予想116.0に対し、
118.9と非常にポジティブな結果でした。
ドルは勢いよく買われ、112.00円をこえ、本日高値を更新しました。

米国指標は今ひとつな結果が続いていただけに、良い結果が出ると安心感があります。

その後、高値付近でもみ合いになった後、ドル円はレジスタンスラインをこえ、
5月24日の高値112.13円を更新しました。

NZドルが弱いので、エントリーを考える場合、
資金の流れサインは欧州通貨重視設定を見た方がよいと思います。
円安サインが継続しています。

実際のチャートを確認すればクロス円が堅調なことがわかります。
個人的には目標を達成しているので見送りましたが、
原油相場も上昇しており、米10年債利回りも上昇。
ドル円の状態は悪くありません。比較的、手堅いチャンスだと思います。

堅調地合いが続いてくれると利益も得やすいのですが。
2:00イエレンFRB議長の講演でどう動くかといったところです。

20170628-00

6.1時~5時

20170628-01

20170628-02

20170628-03

20170628-04

まとめ

円安、ドル安、円安とドル円にはめずらしく
アップダウンの激しい日でした。

動きが激しい分、リスクの大きいチャンスが多くありました。
そんな中でも、リスクの小さなチャンスもあったことで
気づいたことがあります。

結果を出すために重要なことは

・どの程度のリスクがあるトレードなのかわかっていること

だと感じました。

具体的には

・鉄板パターンと負けパターンの違いを理解していること

です。

個人的には、以前は、勝ちやすいトレードなのか、
負けやすいトレードなのかわからず、
どれもこれもエントリーして、勝ちもしたけど
負けもしていたように思います。

今は”どの程度のリスクがあるのか”がわかるようになり、
見送るということができるようになりました。

そして、ある程度、利益になりやすい場面で利益を出した後。
多少リスクのある場面でもチャレンジするという
資金管理ができるようになりました。

トレードスタイルにもよりますが、
チャンスだからとエントリーするのではなく。

まずは手堅いチャンスで勝てるようになるとよいと思います。

負けたときになぜ負けたのか、リスクが大きかったポイントを理解し。
勝ったときはなぜ勝てたのか、リスクが小さかったポイントを理解し。

経験を積み重ねることで、リスク管理ができるようになると考えます。

少なくとも、資金の流れが確認できないときに
エントリーは絶対にしない
ですね。

リスクがあるとわかってエントリーするのはよいですが。

リスクがあるのかないのかわからずエントリーして負けるのは。

なぜ負けたのかを、1つ1つ丁寧に積み重ね、
乗り越えていくことが非常に重要だと思います。

チャートの見方

チャートの解説はこちら

【リスク小】…リスクの低い、勝率の高い鉄板パターン
【リスク中】…多少リスクはあるが、利益になりやすいパターン
【リスク大】…リスクは高いが、利益が得られる可能性があるパターン

【過去検証用】画像データ

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セット教材(ドルスキャFXに含む)

ドルスキャFX シナリオ編
ドルスキャFX 基礎編
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