28Jun
チャートを公開します。
各チャートはクリックで拡大します。
昨日のドル円は堅調でした。
ドラギECB総裁の発言でユーロを中心に欧州通貨が強く買われ、
円安地合いとなり、ドル円、クロス円は大きく上昇しました。
欧米株は軟調でした。米国株はヘルスケ法案の延期や
テクノロジー株の下落が重しとなっています。
原油相場は上昇。米10年債利回りが上昇。
23:30米週間原油在庫が発表されます。
22:30ポロズBOC総裁、ドラギECB総裁、
カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁が
ECBフォーラムでパネルディスカッション予定です。
トランプ政権のロシアゲート問題、
朝鮮半島情勢に引き続き警戒が必要です。
1.5時~9時
資金の流れは円買いサインです。
ドル円はやや円高で、小幅に下落しています。
2.9時~13時
東京株式市場オープン後も円高が継続しています。
15分足チャートを見ると、112.00円付近は強めの抵抗帯となっています。
下抜けるにはそれなりの力が必要です。
軟調な欧米株というネガティブ要因がありますが、
ドル円は112円台を回復し円安というポジティブ要因もあります。
一方的に売られるという相場ではない可能性がありますので、
個人的には様子を見たいと思います。
欧州通貨が弱め、資源国通貨が強めです。
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
日経平均株価は欧米株安で利益確定売りが先行しましたが、
その後は上昇し、あわせてドル円も小幅にアップダウンしています。
直近では資金の流れでドルが売りサインが点灯しています。
DAI-chartでは円買いは弱まっています。
豪ドル、カナダドルが強含み、円買いは進んでいません。
サポートライン付近ですが、日経平均株価はそこまで下落しておらず、
米10年債利回りも下落していません。
前場終了の時間も近づいてきています。様子を見たいと思います。
ドル円は下げ渋りサポートライン付近で膠着状態です。
DAI-chartはドルも円もやや買われておりドル円はレンジ気味です。
様子見が無難です。
3.13時~17時
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
ポンドが買われています。欧州通貨の動きに気をつけたいところです。
13時ごろから上昇傾向が出てきて、
14時すぎにレンジを上抜けしました。
オセアニア通貨が勢いよく上昇したので、マズイなと思いました。
資金の流れのサインが出る前に上昇しそうだったからです。
そうなるとエントリーできないので上昇していくのをただ眺めるだけになります。
思ったとおり、クロス円全体が上昇し、ドル円も上昇しました。
資金の流れサインが出たときは、4pipsほど上昇してしまっていたので、
見送りました。
資金の流れが弱いときは、50EMA付近まで一気に戻すことがよくあるからです。
特にオセアニア時間などによく見られるパターンです。
中途半端なところでエントリーすると負けることがあります。
結果的には1分足FastTMALineの端バンドまで小じっかりと上昇しました。
あと1分早くサインが出ていたらという感じでした。
50EMAまで戻したときは、若干50EMAを割ったことや
DAI-chartでドルが売られオレンジラインが下向きだったので見送りました。
時間的にも株式市場が終わる15時前です。
突発的に動いたり、流れが変わったりしやすい時間です。
とてもおしい、あともう少しでチャンスになった場面でした。
ユーロ、スイスフラン、豪ドル、NZドルが強く、ポンドが弱いです。
直近でドルと円は売られ気味。ドル円はレンジです。
15時をすぎ、欧州勢が動き出し、ユーロが非常に強く買われました。
昨日と同じです。15時すぎの欧州通貨の動きは重要です。
基本的にユーロ円が上昇すれば円安になりやすく、
ユーロ円が下落すれば円高になりやすいです。あとはドルとの兼ね合いです。
米10年債利回りが上昇しています。ユーロが買われ
円が売られたことで、ドル円、クロス円が上昇しています。
エントリーはWサインがつき、資金の流れが強くなったときですが、
個人的にはドルが売られ気味なので様子を見ました。
今日利益が出せていたらエントリーした場面です。
次のチャンスは直近高値を勢いよく更新したタイミングです。
やや損切りが大きめなのでリスクがあります。個人的には見送りました。
決済は強い資金の流れなので、1分足や5分足FastTMALineの端バンドや
レジスタンスラインを目安に高値更新を見ます。
直近では50EMA付近まで戻してきています。
DAI-chartでは、ドルは買われていますが、
円売りが弱まっているので様子見です。
円売りが強まれば、エントリーを考えたいと思います。
前時では、DAI-chartで円売りが弱まっていたので
見送りましたが正解でした。
昨日に引き続き、ユーロ、ポンドが強いですが、
資源国通貨が弱く、ユーロ円、ポンド円も失速気味で、
ドル円は弱含んでいます。
16:30ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が講演中です。
4.17時~21時
強く円が買われドル円は112円を割り、大きく下落しました。
50EMAまで戻してきたのでエントリーを考える場面です。
個人的には5分足のFastTMALineにあたっていることや
DAI-chartでは円買いが弱まっているので見送りました。
15分足チャートで長い下ヒゲを繰り返しつけているので
底堅い印象を受けます。
サポレジ転換の場面なのでエントリーしやすい場所ではありますが、
今日は利益を出せていないので、安全にいきたいと思います。
ドル円は112円台を回復しています。
米10年債利回りや欧州通貨の影響でアップダウンしています。
ドルや円は方向感がなくやや不安定です。
各通貨、明確なトレンドが出ておらず難しめの相場です。
通貨強弱が黄色でレンジです。様子見が無難です。
カナダドルが買われています。オセアニア通貨が弱いです。
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
DAI-chartではドルと円の間隔が近く、強弱の差が小さいです。
通貨強弱グラフはドルと円がほぼ並行になっています。
トレンドが変わりやすいので注意が必要です。
5.21時~1時
ドラギECB総裁「市場は昨日の発言を間違って受け止めている」という発言で、
ユーロが急落。ユーロにつられ、スイスフラン、ポンドも売られました。
ドルや円は買われ、ドル円は円高で下振れた後、レンジになっています。
ECBフォーラムで討論会が行われています。
発言内容で相場が動く可能性があり注意が必要です。
ドラギECB総裁の発言でユーロが下げ幅を取り戻しています。
カーニーBOE総裁「今後の何カ月内で利上げ関連で議論する可能性がある」、
「金融緩和措置を部分的に解除する必要性が出てくる可能性はある」という
タカ派発言でポンドが買われました。
ドル円は円が強く売られ、小幅に上振れました。
今後も相場が急激に動く可能性があるため基本的には様子見でいきたいと思います。
通貨強弱は黄色が多くレンジ気味です。様子見が無難です。
ドルも円も売られており、強弱の差が小さいのでレンジです。
6.1時~5時
まとめ
今日の気づきは、あらためて難しい相場が
どういう相場かわかったことです。
今日はエントリーしづらいと感じていましたが、
後から通貨の動きを見直すと、一方向に方向感を持って動いていないので
難しい相場だったのだとわかりました。
例えば、通貨強弱グラフを見ると、どの通貨もせまい範囲で
アップダウンしておりトレンドが出ていませんでした。
逆にトレードがしやすいときは、
通貨が方向感を持って動いたときです。
狭い範囲でアップダウンすると、トレンドも変わりやすく、
エントリーしても逆行で負けやすくなります。
今日は、それぞれのトレードの中で難しさを感じ見送りましたが、
相場全体を見ても、トレンドが出にくい、方向感のない相場だったので、
難しさを感じても当たり前だったとわかりました。
エントリーしたら利益になっていた場面も多くありましたが、
リスクを感じて見送った選択も間違いではなかったと感じました。
個々のトレードでのリスクを把握しつつ、
相場全体を見て、各通貨が方向感を持って動いているかを確認し、
より精度の高いトレードを行いたいです。
チャートの見方
チャートの解説はこちら
【リスク小】…リスクの低い、勝率の高い鉄板パターン
【リスク中】…多少リスクはあるが、利益になりやすいパターン
【リスク大】…リスクは高いが、利益が得られる可能性があるパターン
【過去検証用】画像データ
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